プログラムを通して感じたことや学んだこと。
クリニックに来ている患者さんのタイプが違いました。例えば自閉症の患者さんなど精神病を患っている方もクリニックで対応していました。日本ではこのような患者さんは他の病院に通っており、来院されても他の病院を勧めるというのが普通です。
それから、女性の医学療法士の意識が違いました。女性は男性と比べて力が弱いので、無理に自分の体を使おうとすると指などはすぐに痛んでしまいます。自分の 体を守るためにも肘や道具を有効に使い、自分の体重を利用してマッサージをしている様子が見られました。肘や道具を使うことは手で処方するよりも感覚が難
しいですが、慣れてくれば手でやるよりも上手くできるようになるそうです。この意識は日本ではなく、逆に怠けていると見られてしまうと思います。