長いサッカー人生に終止符?ティエリ・アンリ男の覚悟

11月29日(土)、アメリカサッカー界最大のトーナメント「MLS Cup」の東カンファレンス決勝第2戦目が行われ、元日本代表の小林大悟選手が所属するNew York Revolution が、元フランス代表ティエリ・アンリ選手擁するNew York Red Bulls を2-2の引き分けに持ち込み、2戦合計4-3の勝利をおさめ見事東カンファレンス王者に輝きました。翌11月30日の西カンファレンス決勝では、アメリカの英雄ランドン・ドノバン選手率いるLA Galaxy が、2014年度のリーグ覇者Seattle Sounders FCを2戦合計2-2のアウェーゴール数で上回り優勝しています。来る12月7日(土)には、全米ナンバー1の座をかけて両方のカンファレンス王者が試合を行います。

 

New York Red Bulls vs New England Revolution の試合では、New England Revolution のホームスタジアムに32,698人、西カンファレンス決勝ではSeattle Sounders FCのスタジアムに46,785人もの動員観客数があり、大変な盛り上がりをみせました。全米一を決める7日の決勝戦への注目も高まります。

今回のMLS Cup にひときわ強い思いを秘めていた選手がいました。それがティエリ・アンリ選手です。同選手はカンファレンス決勝でNew England Revolution に敗れた後、来季以降チームとの契約を更新しない意向を示しました。偉大なるストライカーの4年間のMLS生活に終止符が打たれました。

 

「4年間、もしくは4年半でチームを去ることは決めていたし、それは決して変わることがないのもわかっていた。MLSに来た当初はとても苦しい時間を過ごしたけどそれもなんとか乗り越える事が出来た。」

 

アンリ選手は2010年にNew York Red Bulls に加入し、2013年にはチームを初のリーグ優勝に導きます。しかし、そんなアンリ選手でも届かなかったのがMLS Cup ファイナルの舞台です。

「物事には全て起こる理由があり、それはそういうものと捉えている。厳しい時も経験したし、そこから学ぶ事も多かった。そういう人生の中で最終的には願望は手に入るものと私は思っている。物事とはそういうものなんだと思う。」

 

今年はチームキャプテンを任されただけあり、チームでは人一倍の責任を背負っていたに違いありません。それが時には言動として表にあらわれ、チームメイトに厳しくあたることもありました。

 

「私の表現する怒りや喜びは全てチームの為を思ってやっている事。最終的には全員が勝利のためにここにいるのであって、仲良くサッカーをやる為ではない。もちろんチームメイトとは仲の良い友達ではいるが、ピッチの上では、チームの勝利のために時には仲間を鼓舞する言動が必要となる。」

 

今年37歳を迎えたアンリ選手。来年からの活動に関しては未だ正式に発表されていませんが、そのサッカーに対する熱い思いは消えることなく、燃え続けることでしょう。

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