筆者がアシスタントコーチを務めるサウスウェスタン・カレッジ男子サッカー部のシーズン開幕まで、2週間を切りました。8月28日のアウェーでの開幕戦に向けたチームはこの時期、セットプレーやポジションごとの連携など、細かな部分の最終確認を行います。開幕を前にした選手たちに、チームを指揮するトント監督が常に伝えている事があります。
「個人ではなくチームで戦うことを常に肝に銘じること。個人的なミスによるチームの敗北などない。我々コーチ陣やアスレチックトレーナーを含め、チーム全員で試合に臨み、チーム全員で勝利を目指す。集団意識を強くもつこと。」


今年のチームは、大半の選手がカレッジ新入生である1年生との事もあり、約3ヶ月のトレーニングを経た現在でも、未だチームに馴染めず、孤立してしまっている選手も1,2名見られます。これは我々コーチ陣の責任でもあるのですが、トント監督には、選手たち自身でその状況に気づき、改善すべきと感じてほしい、との思いが強くあります。トント監督のいう、「チームで戦うことを常に肝に銘じること」とは、正にここにあります。
1年生中心となった今年のチームですが、その中でも目を見張る選手は多くいます。今回は、そんなサウスウェスタン・カレッジ男子サッカー部の今年の注目選手を紹介します。
今年のチームの舵取り役を担うのが、この~選手。小柄ながら、その視野の広さとプレーの確実性は、チームには欠かせない存在です。チームの心臓部分を担う彼の働きぶりが、チームの良し悪しを左右するといっても過言ではないでしょう。その風貌とプレースタイルは、かつて清水エスパルスでプレーしていた伊藤輝悦を彷彿させます。筆者一押しの~選手に注目です。

