2022年までに世界一のサッカーリーグへ。MLSが掲げる選手育成への絶対的投資。

 2013年2月27日、近年各界でその著しい発展が話題となっているMLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏は、近未来の目標として2022年までに欧州リーグを上回る世界一のエリートサッカーリーグへと発展していくとの発表を行った。会見の場では、その新たな近未来構想の宣言と共に、構想実現に必要となる要素 について述べた。

MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏は2022年までにMLSを世界一のエリートリーグへの発展させる事を堂々と宣言。
MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏は2022年までにMLSを世界一のエリートリーグへの発展させる事を堂々と宣言。

「MLSが欧州諸国の優良リーグと対等に競い合えることは誰もが理解している。2022年までの世界一のサッカーリーグに向けて、これまで以上のハードワークや投資が必要となる事は承知の上だ。」(MLSコミッショナー、ドン・ガーバー氏)

サンディエゴ・ゼストFC
選手育成のカギを握るジュニア世代のサッカーレベルは年々上昇している。
サンディエゴ・ゼストFC
世界を代表するUCLAもスポーツへの投資はかかさない。

 世界一のリーグへと発展していくにあたり、MLSが掲げたテーマは「Major capital investment in player development(選手育成への絶対的投資)」。3億人強の人口と世界一の経済力を誇るアメリカとあり、これが非現実的な目標でない事は言うまでもない。実際、アメリカのビジネス雑誌Forbesが2015年7月に発表した世界のスポーツチーム資産番付トップ50には、NFL(米アメフト)より20チーム、MLB(米野球)より13チーム、NBA(米バスケットボール)より10チームがそれぞれランクインしており、世界のトップ50のうち43もの枠をアメリカのチームが占める結果となった。その他残りの7つの枠には、レアル・マドリードやバルセロナFCなどの欧州サッカーリーグのチームがランクインしており、欧州サッカーチームの世界での価値の高さを示した結果ともなっている。世界市場でのサッカーの人気の高さも証明された。



 2016年時点では22チームで構成されているMLSも2020年までには更に4チームが参入を予定している。現在MLSで最も資産価値のあるチームとされているシアトルサンダースが、その価値を2007年の30億円から2015年の245億円まであげたのを考えると、2022年までの世界一がそう遠くない目標であるといえるだろう。今日、世界のスポーツチームの中で最も高い資産価値を誇るスペインのレアル・マドリード(資産価値3,200億円)を、MLSのチームが捉える日が来ることもそう遠くないと考えると、今後のMLSへの期待は大きいものがある。

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