MLSが遂に公開!サンディエゴに誕生するプロチームの存在。

 サンディエゴでのMLSクラブ設立が本格的なものとなっている。1月22日にNBCサンディエゴが報じたニュースによると、サンディエゴでのMLS設立プロジェクトは、FS Investmentと名乗る投資グループが中心となり、進めているとのこと。オーナーグループには、クアルコムの元副会長であるスティーブ・アルトマも含まれており、資金力は豊富なものとみる。

 

 報道によると、彼らは既にドン・ガーバー(MLSのコミッショナー)と会議を重ねており、サンディエゴでのMLS設立の権利を独占しているという。MLSとしても、彼ら以外のグループには権利を与えない意向だ。更に、このプロジェクトには、サンディエゴの市長も乗り気との事で、市が管理するクアルコム・スタジアム(昨年まではアメフトクラブのSDチャージャーズが本拠地スタジアムとして使用)の土地も、彼らに安値で売却する予定との事。サンディエゴで絶大な人気を誇ったSDチャージャーズがロサンゼルスに移転した今、市は新たなエンターテインメントを求めている。サンディエゴのMLSグループにとっても、市にとっても、まさに好機である。

 

「サンディエゴのMLSグループとは綿密な話し合いを重ねてきた。信頼のおける人々が一つとなり、MLSを託すに値するグループが形成されている。」(MLSコミッショナー、ドン・ガーバー)

 

 当該グループは、スタジアムの建設も検討中との事。こちらのスタジアムは、地元サンディエゴ州立大学のアメフトチームも使用権利を得ていることから、サッカー・アメフト兼用型スタジアムになると予想される。MLSクラブが所有するスタジアムの平均収容人数は30,022。サンディエゴ州立大学のアメフトチームの試合の平均観客動員数は37,289。よって、新設されるスタジアムの規模は40,000ほどとなるであろう。

 

 NBAロサンゼルス・レイカーズの本拠地「ステイプルズ・センター」や、MLBシアトル・マリナーズの本拠地「サンフェコ・フィールド」のデザインに携わったダン・メイス氏によると、この規模のスタジアムの1席あたりの費用は7,000ドル(日本円で約79万円)だそうだ。つまり40,000席となると、280万ドル(約316億円)となる。

 

 

 サンディエゴでのMLSクラブの詳細が明るみに出た今、サンディエゴのサッカー熱はこれまで以上に高まっている。それと同時に、誰しもが、MLSグループとの関係構築に必死な状況ともなっている。しかしよく考えてほしい。3年前には想像もつかなかったこの巨大な渦が起こった経緯を。全米で名の通ったユースクラブでさえ恐れをなして避けた領域に、どの組織が先陣を切って踏み入り、どのような結果をもたらしたか。このサンディエゴの政治的な仕組みが理解できれば、自ずと今後どのクラブをフォローすべきかが見えてくる。今年のサンディエゴは荒れそうだ。

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